製造現場の改善提案の仕方

製造現場の改善提案の仕方

 改善提案といえば、製造業の現場を思い浮かべる方も多いと思います。

これは「改善(kaizen)=トヨタ生産方式」のイメージが、世界的に定着しているからかもしれません。

もっとも、製造現場ではお客様からの要求に応じて、生産量は日夜変わったり、新製品は次々と投入されたりするので、改善の機会は増えこそすれ、減ることはありません。

改善提案を製造現場で取り上げるときに、よく聞く話が「上司に提案しても受け入れられない」という内容です。

これは改善提案の内容そのものに問題があるか、もしくは改善提案のプレゼンテーションに問題があるか、それとも計画自体に納得性がないか。
大体がこんなところだと思います。

改善が進んでいる企業では、「失敗しても良いからやってみろ」と言われることも多いかもしれませんが、それでも「明らかに勝てない」提案内容では受け入れてもらえませんね。

改善提案をする場合には、将来(改善後)の姿をキチンと描いて、その姿がイメージできるようにプレゼンする必要があります。

「良くなります」「儲かります」だけでは駄目で、今と比べてどうなるのか、そのための投資と必要な資源はどれくらいか。

こういったストーリーになっていないと、部下を可愛いと思っている上司だって簡単に「やってみろ」とは言えません。

改善提案の内容がとてつもなく素晴らしければ、それで通ることもあるでしょうが、そんなアイデアばかりじゃないですよね。

周りの人に納得してもらって、初めて改善提案が生きてきます。

そのための努力も必要ですね。